短期テニス留学 ~アメリカとオーストラリアのテニススクールへ

夏休みを利用して3つのテニススクールに短期留学した時の体験記。スクールの比較や英語のことなど。

ボストンのNIKE キャンプ

9. 日本とMITの教え方の違い

僕はこれまで日本のいくつかのスクールでテニスを習ってきましたが、練習方法もそれぞれのスクールで少しずつ違いました。でも、今回のMITでのアメリカ流練習方法と日本の練習方法を比べると、もっともっと明らかに違います。

一番違うと感じるのは、決めに行こうとする積極性です。例えば、日本ではボレーをする時は「できるだけ腕を振らずに当てるだけ」と習うのが基本だと思います。でも、こちらでは「足も腕も使ってできるだけ強く、弾くように打て」とどのコーチからも言われます。腕を大きく振ったりするわけではないのですが、体全体をもっとアグレッシブに使って攻撃的なボレーを繰り出し、フォロースルーも大きく伸びやかにやるように教わります。

また、日本で「ボレーボレー」をする時は、相手にフワッと浮く、少しやさしめのボレーを打ち、長く落とさずに続けようとするのが普通だと思います。でも、こちらではつなげようとする感覚はありません。「とにかく強く、バシッと決まるようなボレーを打て」と言われ、チャンスがあればスマッシュまで打ちます。だから、当然エースばかりでボレーボレーも全然つながりません。日本で僕がこれをやったら白い目で見られると思いますが、こちらでは逆で、控えめなボレーをしているとコーチにすぐ突っ込まれます。

ストローク練習も違います。日本では、「まず深いところでラリーを続けながら相手の球が浅くなるのを待ち、浅くなったらそれを打ち込み、返ってきた球をボレーで決める」というように教わることが多いと思います。でも、MITのキャンプでは「深くても速くても、どんな球でも、そこまできつくなければ常にエースを狙う気持ちで強く打ち込む」というように教わりました。


少し浅い球も、日本では入りやすいスピンボールを打ってボレーにつなげることが多い気がしますが、アメリカではとにかく速くエースを狙っていくように言われます。日本の「待つテニス」に比べると、アメリカは「仕掛けるテニス」です。去年はオーストラリアでスクールに通いましたが、オーストラリアもその意味ではアメリカ式でした。どちらがいいというのは難しいと思います。日本人は欧米人に比べると体が小さいし、几帳面で辛抱強い組み立てができるという特徴があったりするので、こういう違いが出てくるのかなと思いました。

また、意外と大きな違いだと思ったのはラリーです。日本ではラリーを続ける練習を結構しますが、こちらではラリーは半面でもポイント制がほとんどで、単純なストレート、クロスラリーは準備運動としてしかやりませんでした。

全体的には、日本では単純な練習も真面目にコツコツと続ける感じで、アメリカでは変化に富んだ内容で単調にならないように工夫するという違いもあるかもしれません。
kaiandboys

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8. MIT 3日目と4日目

3日目も午前中はガールズたちと練習しました。そして午後は、サイエンスではなくテニスを取ることにしました。サイエンスも悪くはなかったのですが、ノロノロと移動したり、教室でしばらく待たされたりするので、そういうところが何となく嫌でした。そして何といっても、テニスが楽しくてやめられませんでした。テニスに変更してもいいかと受付で聞くと、あっさりOKが出ました。

まずはボーイズたちとダブルスのゲームをしました。
doubles

3boys

次にUSTAニューイングランド6州・トップ30のミッシェルちゃんと二人で、コーチからハードなレッスンを受けました。僕はそんなにうまくないので、うまい子と一緒にできて貴重な体験でした。
michelle

今日は、コーチがネット前にボールを思いきり叩きつけ、それを反対側のコートにいる生徒が打つ、という特殊な練習をしました。こうすることでボールが普通の球出しとは全く違う動きをします。さらに、強烈なスピンもかかり、かなり打ちにくくなります。


こちらでは球出しがいつも変化に富んでいます。浅い球、ロブ、異常なスピンのかかったボール、ドロップ、スライスなど、いろいろな球種の球出しをするのが普通で、日本でよくやるような単調な球出しはしません。また、球出しでバックの逆クロスというのは日本ではあまりないと思いますが、今日はこの練習を何十本もやらされました。同じ球出しでも、こちらの球出しは球種、コースともに日本よりかなり複雑です。

4日目は、コーチ&僕 vs ガールズチームで、各チーム、ラケットが1本しか使えないというルールの面白いゲームをしました。真面目で単調で厳しいレッスンというより、楽しみ的な要素が多いです。

その後、終了式がありました。あっという間の4日間でした。みんな今週の頑張りを讃えてもらい、記念のTシャツとサングラスをいただきました。

tshirt

tshirt2

修了式の後、午後もまたテニスをとりました。MITのキャンプで、テニスだけではなくサイエンスも学ぶつもりだったのですが、結局サイエンスは二日体験しただけでした。でも、サイエンスも本当に悪くないです。お勧めです。

コートが空いたのでライアンコーチとゲームをしました。ゲーム後は疲れ果てました。その後、ミッシェルと二人でサーブをコーチにみてもらいました。こんな感じで MIT キャンプは終わりました。


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7. MIT 2日目

二日目も昨日と同じメンバーの男子4人で打ち始めました。
と思ったら、すごく上手い12歳のキッズがこのグループに上がってきました。

生徒同士でポイント制のラリーをする時、コーチの球出しから始めることがよくあると思います。日本では、コーチはだいたい優しい球出しをしてくれるように思いますが、ここでは違います。球出しがいきなりドロップだったり、身長より高いところまで弾む、エッグボールに近いようなスピンボールの球出しをされたりします。だから最初の一球目から気が抜けません。(そして、二球目に続かないこともよくあります。)

この人が、MITテニスキャンプのヘッドコーチです。デイブは実は、大学のMITのメンズ代表チームのヘッドコーチでもあります。日本のキッズも大歓迎!と言っています。
dave

午前中の最後の30分はインドアコートで女の子たちと一緒にチャンピオンゲームをさせてもらいました。女の子たちの一人は14歳で、マサチューセッツ州を含むニューイングランド地方6州でベスト30だそうです!


◇   ◇   ◇   ◇   ◇

午後は、また昨日と同じ教室でサイエンスの授業でした。予定ではサイエンスの開始時間は1時半なのですが、時間になっても集合場所には誰も集まりません。それどころか、集合場所には鍵もかかっています。ノロノロと集まって、やっと集まったと思ったらまた無駄にキャンパス内を歩いて移動するので、結局サイエンスの教室に移動し終わったのは2時でした。(◎_◎;)  まあアメリカはこんな感じだなあと思います。

そのあとは、教室でプロジェクターを使って、水の凝固、蒸発、融解などの変化と圧力との関係について習いました。知らないことも多かったので、勉強になりました。次に、地球の誕生と、それからの銀河の様子のビデオをみました。みんな真剣に?ビデオをみていました。
science


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6. MIT 初日

最初は全員でストレッチやリレー競争をやりました。男女も、小学生も中・高生も一緒です。
morningpractice

10時からは、5名くらいずつに分かれて練習が始まりました。
僕は一番大きい子たちのクラスに入りました。中高生4人にコーチが一人ついて、コートを1面使います。
14歳の僕のほかに、16歳のマイケル、15歳のトニー、14歳のハリーです。
4boys

少しラリーをした後はコーチによる球出しです。ビーチで聴くようなノリのいい音楽が流れています。
初日のコーチは若い大学生のようなコーチでした。レッスンの内容はこの後の記事で詳しく書きます。

◇   ◇   ◇   ◇   ◇

12時半からお昼休みです。学食に行ってランチを食べます。学食はフードコートになっていて、SUBWAY やダンキンドーナツ、インド料理やお寿司もあります。
cafe


壁にはなぜか「お~いお茶」の広告も貼ってあります。
ocha



◇   ◇   ◇   ◇   ◇

1時半に再びインドアコートに集合。午後もテニスをするグループと、数学・理科をやるグループに分かれました。数学・理科チームはこんな歴史を感じさせる校舎に移動です。
sciencebuilding


パソコンのたくさん置いてある教室で、二人の大学院生(?)みたいな人が理科や数学に関する話をしてくれました。よく見ると、一人はさっきまでテニスを教えていた若い女のコーチでした。

最初、大学院の先生は、ピサの斜塔が傾いた理由について話してくれました。次に、これ以上傾かないようにするにはどうしたらいいかをみんなに質問しました。すぐ隣に別の建物を建てたらいいとか、横から押せばいいといった意見が出ました。その後で先生は、center of mass(質量中心)についてプロジェクターを使ってわかりやすく説明してから、またみんなに考えさせてくれました。方法の一つとして、内部の傾いていない方の下部に重りをつければいいと教えてくれました。結構興味のある内容だったので、楽しく聞けました。

次に、矢が的に当たる確率についていろいろな場合を想定してみました。時間切れで、実験は次回に持ち越しでした。

この後テニスコートに戻り、3時半に解散になりました。

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5. MIT のコートと参加者

ここが受付です。毎朝8:30から9:00までの間にチェックイン(登校)します。初日、「もうチェックインはしたか」と聞かれ、ホテルのチェック・インのことでも聞かれているのかと思ったら、チェックインというのは受付に行って、その日の出席をチェックしてもらうことでした。
mitoffice

隣には白く美しいドーム型のインドアテニスコートがあります。
中は空調がきいていて快適です。ハードコートが4面あります。
mitindoor

外には同じくハードコートが12面あり、このうち8面を使います。
mitoutdoor

僕は 6/22 月曜日から木曜日までの週(4日間)を申し込みました。アメリカでは6月から夏休みに入る学校が多いので、子どもたちがたくさん集まってきます。

このキャンプは小学生の参加者が多かったのですが、何人か中・高生もいました。この週の参加者は全部で70人くらいのようでした。
mitkids

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4. MIT キャンプの場所と費用

僕と母は、MITキャンパス北東の地下鉄ケンドール駅に隣接するケンドールホテルに泊まりました。だから、MITのキャンパス入口までは徒歩1分でした。僕一人でもまったく問題なく通えました。ホテルは少し高いですが、もし4日間だけの体験留学なら、とにかく近いので、ここに泊まるのがお勧めだと思いました。

mitdome

キャンパスの中はやたらと広いです。地図を頭に入れておかないと中で迷ってしまいます。NIKEテニスキャンプの行われるドゥポンコートは西キャンパスにあり、そこまでは20分以上歩きます。

費用ですが、一週間(月曜から木曜の4日間)ごとに申し込むことができ、午前中はみんなテニスですが、午後はテニスかサイエンスかを選ぶことができます。サイエンスを選んだ場合は少し高くなります。

僕が行った時の値段を参考のため書いておきます。

一週間...  フルデイ(9:15-15:30)
テニスのみ........................395ドル

テニス + サイエンス...........475ドル


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3. 二つ目に行った MIT ナイキキャンプ

僕が二つ目に体験したのは、NIKEテニスキャンプ です。キャンプと言っても、別にお泊まりするキャンプではありません。アメリカでは夏休み中の学生が参加するたくさんの有料プログラムがあります。ハイキングや水泳、ゴルフ、演劇やコンピューターなど、本当に様々なサマーキャンプがあります。これのテニス版です。
niketennis

NIKEテニスキャンプは、NIKEとのコラボで開催されているテニスキャンプで、毎年全米のいろいろなところで開催されているようです。

少しですが日本語の紹介ページもあります。
http://www.ussportscamps.com/intl/tennis_camps_japanese.html

たまたま母が6月末にボストンで数日間仕事をすることになったので、僕も母についていくことにしました。そして、4日間 NIKEキャンプに通いました。

僕はマサチューセッツ工科大学 MITで行われるキャンプを選んだわけですが、ここのユニークなところは、午前中にテニスをやり、午後からはMITの大学院生に数学や理科を教えてもらえるというところです。テニスと数学・理科好きの僕にはピッタリなプログラムだと思ったので、申し込みました。

mit
MIT マサチューセッツ工科大学


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