短期テニス留学 ~アメリカとオーストラリアのテニススクールへ

夏休みを利用して3つのテニススクールに短期留学した時の体験記。スクールの比較や英語のことなど。

テニス部男子です。テニス留学や短期留学を考えている人の参考になれば嬉しいです。

8. MIT 3日目と4日目

3日目も午前中はガールズたちと練習しました。そして午後は、サイエンスではなくテニスを取ることにしました。サイエンスも悪くはなかったのですが、ノロノロと移動したり、教室でしばらく待たされたりするので、そういうところが何となく嫌でした。そして何といっても、テニスが楽しくてやめられませんでした。テニスに変更してもいいかと受付で聞くと、あっさりOKが出ました。

まずはボーイズたちとダブルスのゲームをしました。
doubles

3boys

次にUSTAニューイングランド6州・トップ30のミッシェルちゃんと二人で、コーチからハードなレッスンを受けました。僕はそんなにうまくないので、うまい子と一緒にできて貴重な体験でした。
michelle

今日は、コーチがネット前にボールを思いきり叩きつけ、それを反対側のコートにいる生徒が打つ、という特殊な練習をしました。こうすることでボールが普通の球出しとは全く違う動きをします。さらに、強烈なスピンもかかり、かなり打ちにくくなります。


こちらでは球出しがいつも変化に富んでいます。浅い球、ロブ、異常なスピンのかかったボール、ドロップ、スライスなど、いろいろな球種の球出しをするのが普通で、日本でよくやるような単調な球出しはしません。また、球出しでバックの逆クロスというのは日本ではあまりないと思いますが、今日はこの練習を何十本もやらされました。同じ球出しでも、こちらの球出しは球種、コースともに日本よりかなり複雑です。

4日目は、コーチ&僕 vs ガールズチームで、各チーム、ラケットが1本しか使えないというルールの面白いゲームをしました。真面目で単調で厳しいレッスンというより、楽しみ的な要素が多いです。

その後、終了式がありました。あっという間の4日間でした。みんな今週の頑張りを讃えてもらい、記念のTシャツとサングラスをいただきました。

tshirt

tshirt2

修了式の後、午後もまたテニスをとりました。MITのキャンプで、テニスだけではなくサイエンスも学ぶつもりだったのですが、結局サイエンスは二日体験しただけでした。でも、サイエンスも本当に悪くないです。お勧めです。

コートが空いたのでライアンコーチとゲームをしました。ゲーム後は疲れ果てました。その後、ミッシェルと二人でサーブをコーチにみてもらいました。こんな感じで MIT キャンプは終わりました。


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7. MIT 2日目

二日目も昨日と同じメンバーの男子4人で打ち始めました。
と思ったら、すごく上手い12歳のキッズがこのグループに上がってきました。

生徒同士でポイント制のラリーをする時、コーチの球出しから始めることがよくあると思います。日本では、コーチはだいたい優しい球出しをしてくれるように思いますが、ここでは違います。球出しがいきなりドロップだったり、身長より高いところまで弾む、エッグボールに近いようなスピンボールの球出しをされたりします。だから最初の一球目から気が抜けません。(そして、二球目に続かないこともよくあります。)

この人が、MITテニスキャンプのヘッドコーチです。デイブは実は、大学のMITのメンズ代表チームのヘッドコーチでもあります。日本のキッズも大歓迎!と言っています。
dave

午前中の最後の30分はインドアコートで女の子たちと一緒にチャンピオンゲームをさせてもらいました。女の子たちの一人は14歳で、マサチューセッツ州を含むニューイングランド地方6州でベスト30だそうです!


◇   ◇   ◇   ◇   ◇

午後は、また昨日と同じ教室でサイエンスの授業でした。予定ではサイエンスの開始時間は1時半なのですが、時間になっても集合場所には誰も集まりません。それどころか、集合場所には鍵もかかっています。ノロノロと集まって、やっと集まったと思ったらまた無駄にキャンパス内を歩いて移動するので、結局サイエンスの教室に移動し終わったのは2時でした。(◎_◎;)  まあアメリカはこんな感じだなあと思います。

そのあとは、教室でプロジェクターを使って、水の凝固、蒸発、融解などの変化と圧力との関係について習いました。知らないことも多かったので、勉強になりました。次に、地球の誕生と、それからの銀河の様子のビデオをみました。みんな真剣に?ビデオをみていました。
science


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6. MIT 初日

最初は全員でストレッチやリレー競争をやりました。男女も、小学生も中・高生も一緒です。
morningpractice

10時からは、5名くらいずつに分かれて練習が始まりました。
僕は一番大きい子たちのクラスに入りました。中高生4人にコーチが一人ついて、コートを1面使います。
14歳の僕のほかに、16歳のマイケル、15歳のトニー、14歳のハリーです。
4boys

少しラリーをした後はコーチによる球出しです。ビーチで聴くようなノリのいい音楽が流れています。
初日のコーチは若い大学生のようなコーチでした。レッスンの内容はこの後の記事で詳しく書きます。

◇   ◇   ◇   ◇   ◇

12時半からお昼休みです。学食に行ってランチを食べます。学食はフードコートになっていて、SUBWAY やダンキンドーナツ、インド料理やお寿司もあります。
cafe


壁にはなぜか「お~いお茶」の広告も貼ってあります。
ocha



◇   ◇   ◇   ◇   ◇

1時半に再びインドアコートに集合。午後もテニスをするグループと、数学・理科をやるグループに分かれました。数学・理科チームはこんな歴史を感じさせる校舎に移動です。
sciencebuilding


パソコンのたくさん置いてある教室で、二人の大学院生(?)みたいな人が理科や数学に関する話をしてくれました。よく見ると、一人はさっきまでテニスを教えていた若い女のコーチでした。

最初、大学院の先生は、ピサの斜塔が傾いた理由について話してくれました。次に、これ以上傾かないようにするにはどうしたらいいかをみんなに質問しました。すぐ隣に別の建物を建てたらいいとか、横から押せばいいといった意見が出ました。その後で先生は、center of mass(質量中心)についてプロジェクターを使ってわかりやすく説明してから、またみんなに考えさせてくれました。方法の一つとして、内部の傾いていない方の下部に重りをつければいいと教えてくれました。結構興味のある内容だったので、楽しく聞けました。

次に、矢が的に当たる確率についていろいろな場合を想定してみました。時間切れで、実験は次回に持ち越しでした。

この後テニスコートに戻り、3時半に解散になりました。

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5. MIT のコートと参加者

ここが受付です。毎朝8:30から9:00までの間にチェックイン(登校)します。初日、「もうチェックインはしたか」と聞かれ、ホテルのチェック・インのことでも聞かれているのかと思ったら、チェックインというのは受付に行って、その日の出席をチェックしてもらうことでした。
mitoffice

隣には白く美しいドーム型のインドアテニスコートがあります。
中は空調がきいていて快適です。ハードコートが4面あります。
mitindoor

外には同じくハードコートが12面あり、このうち8面を使います。
mitoutdoor

僕は 6/22 月曜日から木曜日までの週(4日間)を申し込みました。アメリカでは6月から夏休みに入る学校が多いので、子どもたちがたくさん集まってきます。

このキャンプは小学生の参加者が多かったのですが、何人か中・高生もいました。この週の参加者は全部で70人くらいのようでした。
mitkids

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