短期テニス留学 ~アメリカとオーストラリアのテニススクールへ

夏休みを利用して3つのテニススクールに短期留学した時の体験記。スクールの比較や英語のことなど。

テニス部男子です。テニス留学や短期留学を考えている人の参考になれば嬉しいです。

12. 土曜の練習とプライベートレッスン

土曜日の練習

スクールは基本的には月曜から金曜までです。土日はせっかくなので観光でもしようと思っていたのですが、いざ週末になってみると、もっともっとテニスを練習したくなっていました。そこで、土曜日も練習をしたいと申し出ると、希望者でやっている土曜練習にも参加できました。土曜日の練習は9時から1時までといつもより少し短かったのですが、それで十分だと思いました。普段の練習では10数人の生徒にコーチが2~3人つくのですが、土曜日は1人、もしくは2人にコーチがついていました。4時間ほとんどプライベートレッスンという感じで、お得だなぁと思いました。ちなみに、料金はこの4時間で80ドルでした。

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プライベートレッスン
コーチにお願いすると、プライベートレッスンを受けることができます。レッスンの時間はお昼休みの時か、その日の練習が終わる5時以降でした。僕は最初、6時過ぎまでプライベートレッスンを受けていました。しかし、宿舎に泊まるようになってからは、宿舎行きの車が5時45分に出発するので、5時半までしか受けられなくなりました。

プライベートレッスンの料金は、指導コーチによって違います。僕はいろいろなコーチからレッスンを受けましたが、どのコーチも値段に関係なく良いと思いました。一番良心的な料金だった大学生のコーチもかなりの実力で、2015年の全米に出ていた選手の一人を数年前に教えていたそうです。

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11. 初日~2日目(写真多)

初日
 最初にアカデミーに来た時は、集合場所がわからず苦労しました。迷っているうちに屋外テニスコートを見つけ、中を見ていたらコーチらしき人に声をかけられました。その人が、センターコートアカデミー代表のクレイコーチだったのです。
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コーチとほんの30秒ほど話をすると、いきなりコートで打ってみろと言われました。ラリーの相手は同じ年くらいの白人の男の子です。まだ時差ぼけが残っていましたが、ミスをして相手に迷惑をかけてはいけないと、必死にボールを返しました。クレイコーチが腕組みをして仁王立ちで僕のプレーを見ています。一見怖そうですが、クレイコーチはめちゃめちゃ優しいコーチです。毎日笑顔でみんなに声をかけてくれます。
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初日はとにかく嬉しくて、時差ボケや体の疲れも、夕方5時に練習が終わるまでずっと忘れていました。

◇   ◇   ◇   ◇   ◇

2日目
2日目は、8時半に初日と同じ場所(センターコート本部?)に集合しました。体育館のような施設です。小学校1年生から高校生まで多くの子どもたちがいます。9時まではみんなで準備体操や軽いステップ練習をしました。ここは冷房が効いていて涼しかったです!
warmup

 センターコート本部には屋外のテニスコートが5面あります。準備体操の後、ざっと目で数えたら生徒が7~80人くらいもいました!1コートに10数人だと多いなあと思ったのですが、その心配は無用でした。センターコートにはテニスコートが他にもたくさんあり、車でみんなを送迎するシステムをとっています。僕はいつも11人乗りのバンで送ってもらっていました。小学生たちは車ではなく、かっこいいスクールバスのようなものに乗って行きます。
bus

テニスコートに着き、練習が始まりました。1コート2人~4人で、コーチの球出しからの練習ではなく、ラリー練習が多かったです。ラリー練習といっても、日本のようにひたすら打ち続けるというやり方ではありません。ラリーには毎回、トップスピンしか使ってはいけないとか、スライスだけといったルールがありました。コーチはずっとコートサイドで見ていて、ときどきアドバイスをくれます。この日は3人のコーチがいました。
court


普段はフォアでスライスを使うことはあまりないので、最初は上手に打てませんでした。しかし、だんだんコントロールも向上し、スライスがより伸びるようになりました。また、トップスピンしか使ってはいけない時は、ボレーではなくドライブボレーを使う必要があります。普段あまり使わないショットも使うことで、新しい得点パターンに気付かされたり、選択肢が増えたりしたように感じました。

ラリー練習の時も常にポイントを数え、勝ち負けをはっきりさせます。ここがおもしろいのですが、勝つと一つ上のコートに行け、負けると一つ下のコートに下がります。コート落ちしていくことは少なからず屈辱的なので、上にあがれるようにかなり必死になります。また、毎回毎回相手が変わるので、いろいろな人に新しい攻撃方法を試すことができ、そのパターンが通じるのか通じないのかがすぐわかって良かったです。

11時半からはトレーニングの時間です。車でセンターコート本部に戻り、そこで筋トレをしました。
training

たくさんの筋トレ道具が揃っていて、かなり本格的でした。日本のテニススクールではテニスコートでボールを打つだけのところが多いと思いますが、ここでは毎日必ず筋トレとストレッチが練習メニューにがっちり組み込まれます。テニスの技術の向上とともに、体づくりにも結構な時間を割きます。

筋トレは、基本的にバディを組んで二人で一組になってやります。結構きついのですが、一緒にやる仲間がいるので、おしゃべりをしたりジョークを言い合ったりしているうちに乗り切れます。
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専門のトレーニングコーチが常にいて、次々にやってくる生徒たちの指導に当たります。メニューは個人にあわせるようになっていて、いつもちょうどいい負荷をコーチが探してくれます。
trainer

最初は、テニスコートが何面もがらがらと空いているのに筋トレをしているのは、何だかもったいない気もしました。でも、コーチから学ぶうちに、体づくりや体の調整がいかに大切かを知りました。

日本では、ランニングはどの部活でも基本的にやると思いますが、こちらでは中・長距離のランニングはやりません。短めのダッシュを何本かやったり、ステップの緩急をつけるようなトレーニングをしました。

筋トレは、翌日に疲れが残らないように、月曜日は腕、火曜日は肩、水曜日は腰……のように、曜日によってやる箇所が違いました。同じ場所を続けてやらないように注意されました。また、筋肉痛にならないように、道具を使って丹念にストレッチやマッサージをしました。
stretch

12時半からはお昼ごはんです。また車でチャタムというところに移動しました。チャタムにはテニスコートだけではなく、プールやその他のスポーツ施設もあり、大勢の人が利用していました。僕たちは、ここの二階建ての棟の食堂でランチを食べました。
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ランチは毎日食べ放題、飲み放題のブッフェが無料でついています。基本はサラダ+メインです。メインはサンドウィッチ、スパゲティやタコスなど日によって替わります。食べるものの種類はあまり多くありませんが、アメリカでこのレベルなら文句は言えません。むしろサラダバーがあるだけ上出来です。スポーツ施設の食堂なので、いちおうヘルシーなランチを心がけて提供しているのだと思います。salad

昼食を食べたところは二階で、一階には卓球、ビリヤードの遊び道具がありました。お昼休みは、卓球やビリヤードをしたり、テレビをみたり、携帯をいじったりと、みんな好きなことをして過ごします。僕はiPadを持って行ったので、iPadでブログを書いたり、読書したり、またはみんなと卓球やおしゃべりをして過ごしました。

ランチタイムは、それぞれの国のことを話したりしたこともありました。僕は他の国の部活動について質問したのですが、日本はかなり部活動が充実した国だということがわかり、毎日部活に明け暮れることのできる自分は幸せだと感じました。

pingpong

お小遣いがあれば、売店でハンバーガーを買ったり、飲み物を買ったりもできます。一緒にいた中国人がそこで買ったポテトを少し分けてくれました。

2時になり、またテニスコートまで移動しました。今度はさっきとは違うテニスコートでした。

午後は、試合が多めでした。シングルスもダブルスも両方やりました。実力が同じくらいの人とやることが多いですが、たまに、どこどこで何位というものすごく強い人と試合をすることもあります(僕も何回か6-0 6-0、タイブレークだけの勝負で7-0などで負けました…( i _ i ))。
 
終わりは5時前くらいでした。終わりの挨拶などはなく、みんな勝手に帰っていきます。


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10. 三つ目の挑戦 アメリカ・センターコートへ

僕は中3の夏休み、ニューヨークにほど近いニュージャージー州モリスタウンにある「センターコート・テニススクール」に約1か月、短期テニス留学をしました。学校の夏休みに英語圏に短期留学をする人は多いと思いますが、僕はただ語学留学をするのではなく、どうせなら海外で好きなテニスをやりたいと思っていました。そこで、ネットで英語圏の国のテニススクールをいろいろ探しました。

テニスをやっている人なら、錦織が通ったアメリカ・フロリダ州のIMG のことは聞いたことがあると思います。世界一有名なスクールの一つだと思いますが、ここは値段も高いです。また、シドニーのスクールにいた時に、IMG留学経験者の友達ができました。最近では日本人が多過ぎるという話も聞きました。ルームメートまでへたをすると日本人だという話を聞き、僕の留学の目的には合わないなと思いました。

僕は、もうテニス留学も3回目なので、できるだけお金の安いところにしようと思い、たくさんのテニススクールのウェブサイトを必死に調べました。これだけでも結構英語の勉強になったと思います(笑)。日本の代理店が用意している留学プランもありますが、そういうのはサービスの性質上、かなり高額です。お金のある人はいいと思いますが、僕は何とか留学費用を最小限に抑えたかったので、代理店経由は諦めました。

結局、手さぐり状態の中から、ニューヨークからすぐ行けて、値段のわりに本格的な指導を受けられそうな「センターコートアカデミー」を選び、夏の一カ月をここで過ごすことに決めました。



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9. 日本とMITの教え方の違い

僕はこれまで日本のいくつかのスクールでテニスを習ってきましたが、練習方法もそれぞれのスクールで少しずつ違いました。でも、今回のMITでのアメリカ流練習方法と日本の練習方法を比べると、もっともっと明らかに違います。

一番違うと感じるのは、決めに行こうとする積極性です。例えば、日本ではボレーをする時は「できるだけ腕を振らずに当てるだけ」と習うのが基本だと思います。でも、こちらでは「足も腕も使ってできるだけ強く、弾くように打て」とどのコーチからも言われます。腕を大きく振ったりするわけではないのですが、体全体をもっとアグレッシブに使って攻撃的なボレーを繰り出し、フォロースルーも大きく伸びやかにやるように教わります。

また、日本で「ボレーボレー」をする時は、相手にフワッと浮く、少しやさしめのボレーを打ち、長く落とさずに続けようとするのが普通だと思います。でも、こちらではつなげようとする感覚はありません。「とにかく強く、バシッと決まるようなボレーを打て」と言われ、チャンスがあればスマッシュまで打ちます。だから、当然エースばかりでボレーボレーも全然つながりません。日本で僕がこれをやったら白い目で見られると思いますが、こちらでは逆で、控えめなボレーをしているとコーチにすぐ突っ込まれます。

ストローク練習も違います。日本では、「まず深いところでラリーを続けながら相手の球が浅くなるのを待ち、浅くなったらそれを打ち込み、返ってきた球をボレーで決める」というように教わることが多いと思います。でも、MITのキャンプでは「深くても速くても、どんな球でも、そこまできつくなければ常にエースを狙う気持ちで強く打ち込む」というように教わりました。


少し浅い球も、日本では入りやすいスピンボールを打ってボレーにつなげることが多い気がしますが、アメリカではとにかく速くエースを狙っていくように言われます。日本の「待つテニス」に比べると、アメリカは「仕掛けるテニス」です。去年はオーストラリアでスクールに通いましたが、オーストラリアもその意味ではアメリカ式でした。どちらがいいというのは難しいと思います。日本人は欧米人に比べると体が小さいし、几帳面で辛抱強い組み立てができるという特徴があったりするので、こういう違いが出てくるのかなと思いました。

また、意外と大きな違いだと思ったのはラリーです。日本ではラリーを続ける練習を結構しますが、こちらではラリーは半面でもポイント制がほとんどで、単純なストレート、クロスラリーは準備運動としてしかやりませんでした。

全体的には、日本では単純な練習も真面目にコツコツと続ける感じで、アメリカでは変化に富んだ内容で単調にならないように工夫するという違いもあるかもしれません。
kaiandboys

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